配牌悪いしツモも悪い。流れも悪いから何もできない。
引いたら引いたで何もできないのは変わらないし、突っ張ったら突っ張ったでロンされる。
うーむ、本当にどうしたものか。
という感じの話を深夜のファミレスにて友達と話した。
友達曰く、早くスタイルを見つけろとのこと。
流れが悪いときの打ち方とか、これは上がれる流れ上がれない流れというのを自分の中のルールとして持っておくべきだとか、もうちょっと場を見ろよとか、お前はもったいないんだよとか色々と説教されました。
実際のところ始めたばかりの頃よりかは考えて打っているけれど、それでもやはり運に任せて漠然と打っているんだなぁと改めて自覚。
もうちょっと考えて打つように。何を考えるかもよく考えて。
転換期なのだと思いたい。
今ここで乗り越えられればもう一つ分麻雀が上手くなり、麻雀が面白くなってくれるのではないかと期待してるわけで。
そうなるかどうかは僕次第。はてさて。
にしても麻雀というのは良くできていると思う。
知れば知るほど広くなる。深くなる。本当に底なんて無いんじゃないかという位に。
4人集まらないとできないという弱点はあるが、僕の場合面子に恵まれているので、この点で困ったことも無いし。
これから先、まだまだこの世界は広くなるし深くなる。楽しみだ。
本当にこの人、どこから声を出してるのだろう。
今は迷走しているとはいえ、声を武器に生きていこうとした者にとっては羨ましい限り。
おそらく才能と努力がハンパなかったのだろう。そのどちらも足りて無かった僕はやっぱ到達できるはずないよなぁ、というところにこの人はいます。
もはや神。こんだけ色々な声を出せて、尚且つ地声までかっこいいなんて反則だ。
「アキハバラ@DEEP」@石田衣良
ちょっと世界からずれたおたくが頑張った話。
アキハバラという混沌の中で、あくまでおたくのままで世界に立ち向かった人たちの物語。
これほどのエネルギーがあれば世界を変えることもできるのだろうなぁ。
逆に、世界を変えるのならこれくらいは必要だってことか。
この話に出てくるAI搭載型サーチエンジンって面白いよなぁ、と思う。
実際にこの先人工知能が凄い進化して、普通に会話できるくらいにまでなってしまったら、戻れなくなる人はどれくらいになるのだろう。
文字だけの会話ではなく、音声での会話ができるようになったら本学的に危険だろうなぁ。
もしもTeamNINJAにグラフィック描かせて有名声優の声を加工してリアルタイムで喋れるようになったら。
あー。うん。僕は戻ってこれないかも。
「レジンキャストミルク」@藤原祐
タイトルが凄く好き。音の響きが秀逸。
んで、中身も凄く好きだった。これは良いライトノベルだ。
なんだか西尾維新の匂いがする。良い意味で。
言葉選びのセンスが物凄く僕好みで、読んでいて気持ちが良かった。
「元よりこの身はあなただけのもの。髪も、指も、手も足も、胸も舌も唇も、足のつま先から頭の先まで、そして内臓と裏面に内蔵する私の本体すらも……すべてがすべて、あなたに使われるためだけに存在します。あの日より私は、あなた以外に使役されることを自らに許しておりません。ですから、ですからマスター……命令を。あなたの要望さえあれば、あなたの命令とあらば、私は如何なる相手であっても完膚なきまでに叩き潰す最凶の害悪で最低の罪悪で最悪の災厄なる武器を、あなたの前に差し出してご覧に入れます!」
リーダさんといい硝子といい、誓いの言葉がかっこよすぎる。
こういう言葉が僕は大好きで、読んでてもうたまらなくなった。
あぁ、なんか最近「仕えてくれる人」属性が物凄い勢いで開花してる気がする。
僕の持論で、笑える文章を書ける人は同時にシリアスな文章を書かせても上手い、というのがある。
この人は正しくこれ。文章だけでこれだけ笑ったのは久々かも。
ともかく。
これはもう続編を買うしか。
「老ヴォールの惑星」@小川一水
「漂った男」という話が僕のハートをズギュゥゥゥゥン。
水しかない惑星に漂流することになってしまった男の話なのだけど、これがまた良い話で。
多くの善意と多くの悪意の中で、身体的には孤独だけど精神的には孤独ではなかった男が見る果ては、みたいな話。
レジンキャストミルクと並んでページを捲る手を止められなかった。
果たしてこの男は幸福なのか、不幸なのか。
それは僕らが決めることではなく、やはり彼が決めることなのだろう。
一度この状況に陥ってみたい。
僕はこの男のように生きていけるのだろうか。
ちなみにこれは短編集で、他に3篇ほどあった。
迷宮の話と異星人の話とバーチャルの話。
どれもこれも面白く、やっぱこの人は本物だなぁとか思った。
芸術的なまでの捨てっぷりに思わず濡れた。
友達に試したいのだけど、リアルに殴られそうなので実行できません。チキン。
なにやらペルソナ3のアペンドディスクがでるようで。
色々イベント詰め込んだりとか、マイナーチェンジした本編を楽しめたりとかするそうで。
簡単に言えばアイギス強化版。みんなこれを待っていた。
すげぇ好きな作品なので、こーゆーことはうれしい限り。
暇なときにもう一周やろうかなーとか思ってたので、タイミング的にも申し分なし。
どんなことになってるのかニヤニヤしつつ震えて待つとしよう。
耐えられなくなったので「かにしの」再プレイ開始。
僕は読み終わった本とかやり終わったゲームとかをどんなに気に入ってもすぐに再プレイとかはしない人なのですが、今回ついに例外が出てしまったわけで。
一度読んだ文章をすぐ読むってのは僕にとって苦痛でしかなかったのだけど、なぜかこれは未だに気持ちいいばかり。
とりあえずはみやびと殿子を。後はテンション次第で。
幸せはまだ続いている。汝等此処より入りたるよ?
「TOY JOY POP」@浅井ラボ 読了
浅井節が炸裂しまくりな作品。
なんだろう、この会話の節々に溢れてる黒いものは。
ウィットに富んだというのだろうか。とにかく真似できるのものではないなー。
どこまでも暗く、停滞してたりするのだけど、表面上は大きく動いているかな? という感じの作品。
どこか壊れた人が集まって、どこか壊れたことをしてみたけど、日常はそんなに変わりませんでしたよ、とかそんな感じの話。
やっぱ浅井ラボは大好きだなー。全くお勧めできないけど。
「ロクメンダイス、」@中村九郎 読了
溢れ出る感情を文章にして並べたら小説になりました、みたいな話。「ピーターパン・エンドロール」のアレみたいな。
一つ一つ溢れ出ている文章があまりに綺麗なので、技術とか云々とかを話すのがバカらしくなるくらい。
桑島由一みたいに青臭いことを一生懸命考えて文章を書けるってのは凄くうらやましい才能だと思う。正直かなり欲しい。
恥ずかしくなるくらいがちょうどいい。
この人にはこのまま突っ走ってもらいたい限り。
これも全力でお勧めできない。売れないんだろうなー。でも好き。
「ドミノ」@恩田陸 読了
こーゆーいろいろな人が折り重なって一つの事件に収束ーみたいな話は僕の中の大傑作「街」と「ラッシュライフ」があるので、そこまで高い評価にはならないけど面白かったなー。
なんせ人数が多いし。よく管理できるよなー。感服するばかり。
映像で観ると面白いかも、と思う。完全にノンストップで。
面白くするのはそれなりに難しいだろうけど、ぴったり重なったときは凄い傑作になるんじゃなかろうか。
あとダリオの正体はハムスターだと信じながら読んでいた。
やっべダリオ超かわいいとか思いながら読んでたので、正体を知ったときはちょっと衝撃を受けましたよ?
おおお俺、アイマスやらなきゃ!
クマなんてどうでもいい。オリジナルを観るんだ。
正直な話、前にXbox360版のPVを観たときは「あー、綺麗だなー」くらいの感想しかなかったのだけど、これを観たらなんだか買わなくてはならないという強迫観念にまで発展。
衝撃でかいよ。ダメージでかいよ。買わなきゃ。
これでXbox360を買う大きな理由ができてしまったわけですが、こうなると困るのは買う順番。
やっぱり一番欲しいのはいまでもPS3なわけで、これに向けて金をためるとXbox360を買うのが遅くなってしまう。
だったらXbox360を先に買ってしまえばいいのだと思うのだけど、それはなんだか悔しい。
さて、どうしようか。まぁ悩む前に金を貯めろと。
バッカーノがアニメ化だそうで。
好きなラノベなのでうれしい限り。
アニメ製作担当のところがゴールデンのとかも作ってたりするので、これは1年物でもやってくれるんじゃないかと少し期待。
ま、普通に深夜だろうけどさ。
これでもし一年物で人気が出たら電撃文庫原作が売れるということで終わりのクロニクルを1年物でやってくれたら鼻血が出るくらい喜ぶんだけどなぁ。
制作は京アニで。最終決戦は劇場版で。
電撃はその辺を狙ってそうなので、ワクテカしつつ待つことにします。